愛知県みよし市に電動厨子仏壇の修理に伺いました。その1

まだまだ、残暑が残る9月11日、電動厨子仏壇の修理に伺いました。

先月、H様より電動厨子扉が途中で止まってしまって動がない。

とのお電話を頂きました。

当社で購入頂いた仏壇では無いのですが

購入したお店が既に廃業され相談先に困ってのご連絡です。

早速お客様のご自宅を訪問してびっくり。

なんと耐火厨子の仏壇です。

この仏壇はかつて大阪に本社を置いていたE社の仏壇です。

E社は既に廃業されてますが。

お厨子が丸ごと耐火構造になっており、分かりやすく言うと耐火金庫を仏壇が覆っているイメージです。

確かに大切な御本尊様を恐ろしい火災からお守りする発想は素晴らしいものがありますが。

かつてローソクや線香を多用していた時代には仏壇からの火災は大変多いものでした。

私がかつて地区部長として在籍してた地区の方も仏壇からの火災で、お宅が全焼してしまった事がありました。そのお仏壇が奇しくもE社のお仏壇でした。

前置きは長くなりましたが、耐火構造に合わせてリモコンで電動厨子扉を操作出来るのも嬉しいのですが、全ての電動機能が耐火金庫の中に収まっている為、開閉は良いのですがリモコンの受信機に不具合が起きた場合外から触れ無いのです。

仏壇本体を一旦ばらし、耐火厨子の金属パネルを外さないと修理交換が出来ません。

ここまで来ると我々一般の小売店では修理は無理で、一旦仏壇を引き上げ製造メーカーにお願いするしか有りません。

恐らく家具調仏壇位が一本買えてしまう位の費用が発生するでしょう。

なので耐火厨子仏壇の修理は我々修理業者泣かせの仏壇であり、リモコン受信機の修理はお断りしております。

電動→手動の切り替えは可能ですが。

という事ですわ、リモコンでは無い事祈ってボタンを押すと、モーターや照明は機能してるのでリモコンには問題が無い事が判明し取り敢えずは安心しました。

(その2へつづく)

創価学会厨子型仏壇耐火厨子の画像
創価学会の耐火厨子仏壇

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