本日、名古屋市天白区のY様宅にお仏壇の修理に伺いました。お仏壇は親御様の持ち物をU様が受け継がれ、当社で購入された仏壇ではないのですが、HPで当社のことをお知りになり、約2年前に開閉器の修理を依頼させれたのがお付き合いの始まりです。当時は開閉器に取り付けられているコンデンサの交換で弱くなったモーターの力を復元することが出来ました。
そして、今回も同じ症状がでて扉が最後まで開閉できなとのご連絡を頂き訪問させて頂きました。お仏壇の天井を開け、開閉器、他の電装部品を確認しましたが目に見える以上な点はありません。再びコンデンサの交換が必要なのか?メーカーに問い合わせたところ、通常コンデンサの寿命は12年はあり、2年で交換と言うことはあり得ないとの返事。それよりも仏壇購入から既に30年が経過し開閉器自体の経年劣化が原因ではないかとの事。おそらくモーター内部のグリスが固くなり動きを悪くしているらしいのです。
お客様にご説明をさせて頂いたところ、仮にモーターをオーバーホールをしても古い機械を使い続ける気持ちはないので、新しい機械に交換してほしいとのご要望を頂きました。
開閉器だけを交換する方法もありますが、スイッチボックスも新しいものに交換してほしいとの事なので、一旦社に戻り、メーカーから機械を送ってもらい後日再訪問させて頂きました。
仏壇の天井を開けて新しい開閉器に載せ替えた後、仏壇背面の板を外し中継コードを新しいコードに配線しなおし作業終了です。
数週間ぶりに気持ちよく開閉することができて、満足そうなU様でした。